INTERVIEW 02 インフラ技術本部 KIYOTAKA
NORIMOTO

奥が深い。
だからこそ、
おもしろい。

インフラ技術本部

乗本 清隆

数理情報学部 情報通信学科 卒
2009年入社

技術力をもった
プロジェクトマネージャー
でありたい。

私は入社以来一貫して、インフラ部門のエンジニアとして、さまざまな豊田通商向けシステムの開発・導入や、維持管理に携わってきました。アプリ開発部分だけを行うIT企業も数多くあるなかで、豊通シスコムにはインフラ部門があり、IT環境整備からシステム導入までをトータルで行っています。これは当社の大きな強みのひとつ。
入社当時は、ITインフラの仕事というのが具体的にイメージできず、ピンと来ない部分がありました。しかし、さまざまな業務に従事していくうち、インフラの構築は、高度な専門知識が必要な、奥の深い業務であるということがだんだんと分かってきたんですね。さらに、システムの根幹を支える重要な役目を担っているのでやりがいも大きい。どんどん仕事がおもしろくなっていきました。
私は現在プロジェクトマネージャー(以下PM)を担当しており、チームメンバーや協力会社と協力し合いながら、プロジェクトの責任者として進行を管理しています。実際の開発は協力会社にお願いするので、自分でプログラムを書くわけではありません。ですが、お客様に対して技術面においても説明責任がありますし、開発しているプログラムを適切に評価をする責任がありますので、一定以上の技術知識は必要です。だから、常に高い技術力をもったPMでありたいと考えています。そのためにも、今後も勉強が欠かせないですね。

自分の仕事を差し置いて
助けてくれた上司に感謝。

私がはじめてPMを担当したのは、「遠隔地バックアップ」プロジェクト。地震などの緊急時に備えて、サーバ上のデータを、遠く離れた別の場所にあるバックアップ用サーバに定期的にコピーする機能を実装するプロジェクトでした。
はじめて任されるPM業務に戸惑いながら、なんとかシステム導入段階まで進んだのですが、その段階で問題が発覚しました。データのバックアップは、もとのサーバをダウンさせている時間に行うのですが、データのコピーに想定していたよりも時間がかかり、サーバを再稼働させないといけない時間になっても、バックアップが完了できないことがわかったのです。
すると、対応に困っている私を見て、上司が協力会社や関係各所との交渉を一手に引き受けてくださいました。上司自身、多数の案件を抱えて忙しい時期であったのにも関わらず、自分の仕事を差し置いて、私のプロジェクトの問題解決のために尽力してくれたのです。
おかげでなんとかことなきを得て、プロジェクトを完了させることができました。このときは、上司のいる心強さ、ありがたみを本当に強く感じました。それ以来私も、後輩や部下たちが困っている際には全力で支援しようと心がけています。

お客様の要望に応えるため、
積極的に新技術を導入。

「遠隔地バックアップ」プロジェクトの後も、PMやチームリーダーとして、さまざまなプロジェクトに携わってきました。現在は、豊田通商向けに「ServiceNow」というSaaS※型クラウドサービスを導入して、問い合わせ管理や不具合管理システムを刷新していくプロジェクトを担当しています。 「ServiceNow」は、現在IT業界でトレンドになっている製品。私たちはシステムを自社内で開発するだけでなく、新しいクラウドサービスなども柔軟に取り入れながら、最適なソリューションを提供しています。仕事を通じてこうした新しいITサービスに対しても理解を深められることは、自身の成長においてもすごく役に立っていると感じています。これからも、新しく登場する技術を積極的に吸収し、自分も会社も成長していきたいですね。

※SaaSとは…「Software as a Service」の略。ユーザが自分のPCなどにインストールして使用するのではなく、インターネット経由でサービスとして提供・利用される形態のソフトウェア。

先輩、
豊通シスコムの
いいところ、
教えてください!
若手社員からの質問

質問する若手社員

インフラ技術本部

藤野 尚也

先端技術科学教育部/
システム創生工学専攻 卒
2019年入社

まずは目の前の
仕事を一生懸命に。

入社2〜3年目のころの先輩はどんな風でしたか?

僕は、まずは目の前の仕事を一生懸命やろうとしてきた。任された仕事をひとつずつ確実にこなしていくことを続けていけば、それが結果的に自分の成長につながると思っていたから。ふりかえると本当にそうなったと思うよ。

メンバーの気持ちを考えながら
仕事をしていく。

今の仕事の取り組み方と、若手のころの取り組み方で違いはありますか?

入社当時は、チームのいちメンバーとして、自分に与えられたタスクをとりあえずがんばるという感じだった。でも今は、メンバーに指示を出してその成果を確認する立場。人それぞれ思いや考え方が違うので、どういった仕事を誰にお願いすべきか考えていかないといけない。だから今は自分だけじゃなく、メンバーの気持ちを昔以上に考えながら仕事するようにしているかな。

なるほど、僕は今はまだ自分のことだけで必死な部分があるので、早く先輩のようにチーム全体のことを考えながら仕事ができるようになりたいですね。

よく学び、よく遊べ。

僕を含めて、若手社員にアドバイスをお願いします。

そうだな。若いうちは「よく学び、よく遊べ」かな。僕は今結婚して2人の子どもがいるけど、独身だったころに比べると、やっぱりどうしても自分の時間が減ってしまう。だから、若手の時間があるうちに、もっと資格の勉強とかしておけば良かったなとか、今になって反省しているんだよね。

なるほど。僕も資格にチャレンジしようと休日に勉強しているんですが、ついだらけちゃって、もったいないことをしたと後悔することがよくあります(笑)。

困っていたら、
かならず助けてくれる。

乗本さんが思う「豊通シスコムのいいところ」を教えてください。

いちばん思うのは、本当にいい人ばかりが集まった会社だな、ということ。誰かが困っていたらかならず助けてくれる。そういう風土がある。僕も新入社員時代に、先輩にいろいろ助けてもらった。そういうなかで育ってきたから、同じように周りを助けられる人でありたいと思うよ。

僕も就職活動をしていたころから、この会社の先輩の人の良さはすごく感じていました。入社後もみなさん本当にやさしくて。だから僕も後輩に対してやさしくできている気がします。自然と、先輩方にしてもらったのと同じような接し方になっているんじゃないでしょうか。

社風って、そうやってできていくんだろうね。

沖縄旅行で、
リフレッシュ!

旅好きな上司の影響で、私も旅行が趣味に。格安航空券の取り方など、お得な裏技をいろいろ教えてもらい、長期休暇のたびに家族旅行に出かけています。お気に入りは沖縄。豊かな自然に囲まれ、のんびりと過ごしていると、とてもリフレッシュできます。