INTERVIEW 03 ビジネスサポート本部 RYOMA
UEDA

手を挙げれば
やらせてもらえる
懐が深い会社。

ビジネスサポート本部

上田 涼馬

理工学部 数学科 卒
2015年入社

日々、新しい発見の連続。

私は、入社4年目からDX(デジタル・トランスフォーメーション:最新デジタル技術を駆使した企業変革)の推進を目的とする現在の部署に配属されました。それと同時に豊田通商に出向し、ときには営業兼SE、ときにはプロジェクトマネージャー(以下PM)として、豊田通商の取引先である、トヨタ自動車・豊田自動織機などをはじめとするトヨタグループや、その他の自動車メーカーに向けて、「スマートファクトリー」を実現するシステムの提案・導入を担当してきました。
たとえばRFID(非接触型の自動認識技術)などの新しいIoT技術や、近年著しい進化を遂げている、機械学習やディープラーニングなどのAI技術を駆使しながら、工場を「見える化」するシステムを整備していくのが私たちのミッション。最新テクノロジーを扱うこの業務は、発見の連続。大変なことも多いですが、新しいことに挑戦できるというやりがいに満ちあふれています。
3年ほど前に手掛けたプロジェクトは今でもとても印象に残っています。ある自動車メーカーの工場に、大規模なデータ収集基盤を構築するプロジェクトだったのですが、工場向けにシステムを導入するのは、私個人としても会社としてもこのときがはじめてでした。右も左も分からないなか、現地工場のユーザーの方々やプロジェクトメンバー、協力会社と協力しながらひとつずつ開発を進めていきました。すべてがつながってラインが稼働したときは、すごく感動しましたね。

社員の挑戦を後押ししてくれる。

豊通シスコムの大きな魅力のひとつが、チャレンジに前向きであるという企業姿勢。最新テクノロジーを駆使してDXに挑むという私たちの部署が存在すること自体もそうですが、その他にも本来の業務から離れて行われる「研究開発」活動もあります。たとえば「機械学習の勉強がしたいので、社外研修に参加する」「今話題のAWSについて勉強会を開く」など、社員が新しいことを学び、挑戦していくことを積極的に後押ししてくれます。
また、手を挙げれば責任ある仕事を任せてもらえる風土がこの会社にはあります。私は入社以来、「こういう仕事にチャレンジしたい」ということを意識的に上司に伝えるようにしていました。たとえば入社3年目のときも「まだまだ能力的には不足している」と自覚していたにも関わらず、自分を鼓舞する意味で「PMを担当したい」と伝えていました。するとなんと、本当にPMを任せてもらえたのです。PMとして提案書を作ってユーザに提案する。プロジェクトがスタートすればステークホルダー間での合意形成を図るための設計書を作成する。そして実際のシステム開発を遅滞なく進めていく…。そもそもPMを任せてもらえたことがとても嬉しかったので、絶対に期待に応えようと一生懸命プロジェクトに取り組んでいるのですが、やはりいろんな場面で、経験不足からくる詰めの甘さが露呈しました。とても大変ではありましたが、上司や先輩、協力会社など、多くの方々にサポートしていただきながら、なんとかプロジェクトを完遂することができ、大きな達成感を味わうことができました。
このように豊通シスコムは、自分が望みさえすれば、どんどん成長できる環境が整っている会社です。これからも、さまざまなことに前向きにチャレンジを続け、成長していきたいと思っています。

段取り8割、仕事2割。

私が仕事をするうえで特に心がけていることは、大きく2つあります。まずひとつは「ステークホルダーとの関係性をしっかり構築すること」。豊通シスコムの仕事は、お客様や社内のプロジェクトチームメンバー、協力会社など、多くの関係者とやり取りしながら進んでいきます。ですので、みんなが気持ちよく仕事を進められるよう、すべての関係者と良好な関係を築くことを心がけています。そのためにも、些細なことのようですが、たとえば「必ず元気よくあいさつや返事をする」「いつも笑顔を忘れず、ハキハキ対応する」などのコミュニケーションの基礎に関しては、これからも大事にしていきたいと思っています。
そして2つ目が「しっかり準備すること」。「段取り8割、仕事2割」という言葉があります。事前にきちんとした段取りをしておけば仕事の8割方は完了したのと同じという意味で、入社して間もないころに上司から教わったのですが、今でもこの言葉を大切にしています。
行き当たりばったりで目の前のタスクをこなしていくのではなく、目的を明確にして事前に準備・計画をしっかりしたうえで業務を行うことを心がけています。準備にはそれなりの時間が必要ですが、トラブルを未然に回避できるので、結局はその方が断然早く仕事が進むのです。
入社3年目ではじめてPMを担当することになったときは、プロジェクトに関連する資格を取得したうえでプロジェクトに臨みました。事前に身につけておいた担当領域に関する知識は、プロジェクトの進行において私を助けてくれ、準備の大切さをあらためて実感しました。

先輩、
豊通シスコムの
いいところ、
教えてください!
若手社員からの質問

質問する若手社員

ビジネスサポート本部

岩元 麻祐

人間・環境学研究科/
共生人間学専攻 卒
2019年入社

親身になって相談に
のってくれる先輩がいる。

上田さんには、私が入社1年目のときに、OJTで教育担当をしていただきました。あのときは大変お世話になりました。私もそうですが、先輩から見た今の若手社員の印象はどうですか?

能力的な部分でいうと、自分が新入社員だったときと比べると、今の若い人たちのほうがすごいなと思う。みんな1年目からすごくバリバリと仕事をしているイメージがあって。岩元さんも「すごく地頭の良い子だな」という印象があったな。

本当ですか(笑)! ありがとうございます。上田さんは業務内容ではあまり接点がなかったにも関わらず、定期的に面談の機会を設けて話を聞いてくださって、いろいろアドバイスをしてくださったじゃないですか。それがすごく心強くて、勇気づけられていました。

チームなんだから、
頼るところは頼っていい。

あらためて、私たち若手にアドバイスをお願いします!

僕自身もまだまだ若手だと思っているので、えらそうなことは言えないんだけど、遠慮せずにもっと僕たち先輩を頼ってもらっても大丈夫だよ。シスコムの仕事は、チームで協力して進めていく仕事が多い。そういう意味でも、ひとりじゃできないし、協力してもらうことは全然悪いことじゃないからね。かくいう僕も、新人のころはどうしても遠慮してしまってそれができなくて、社会人基礎力診断の「巻き込み力」がすごく低かったんだけどね(笑)。

なるほど。確かに「主体性をもって仕事する」という期待に応えようとして、「自分でなるべく動く」とか「自分で考えて仕事する」というところを気にしすぎていたところはあるかもしれません。シスコムの人は良い方ばかりなので、甘え過ぎてはいけないって思って。

そうだね。そういう考えもすごく大切なこと。OJTのときも確かに岩元さんは、すごく自分の考えを伝えられていたと思うし、それにプラスして先輩たちをうまく頼れるようになったら、もっと仕事の効率が上がると思うな。

徹底した品質管理がすごい。

シスコムの良いところは、なんと言っても人の良さ。私自身もすごく実感していますし、みんな口を揃えてそう言いますよね。上田さんもそうだと思うのですが、それ以外の面ではどうですか?

そうだね、もちろんいっぱいあるんだけど、たとえば「品質」に対する力の入れ方は本当にすごいと常々思っている。大規模システムのプロジェクトなんかでは、品質管理の項目がすごくいっぱい設定されていて、いろんな人があらゆる角度からレビューして開発が進められている。そのあたりはさすがだなと思う。

なるほど。そういったところがシスコムへの高い信頼につがっているわけですね。

あとは教育面がすごく充実しているところ。仕事中であっても、業務以外の自分の勉強に使っていい時間があったり、資格の受験料を会社がサポートしてくれたりとか、いろいろあるじゃない?

ですよね! 私も、教育のサポートがすごく充実していると感じます。

やる気次第で、どんどん成長していける環境なので、向上心のある人にとっては最高の会社なんじゃないかなと思うよ。

クリスマスパーティーで、
大盛りあがり!

豊通シスコムでは、定期的に社内交流イベントが開催されています。なかでもクリスマスパーティーは、社内外から数百人の関係者が集まる一大イベント。入社1年目の社員が部署の垣根を越えてみんなで出し物を披露したり、入社2年目組が司会やイベント運営を任されるのが恒例となっており、毎年大いに盛りあがります。