グローバルシステム

GLOBAL SYSTEMS

海外20ヵ国・40拠点へグローバル標準システムを導入

総合商社である豊田通商は、世界中でビジネスを手掛けており各国に拠点(海外現地法人)を持ちます。

これらの拠点にグローバル標準システムを導入して、豊田通商グループとしての業務標準化と連結決算の自動化を実現しています。グローバルなビジネスをスムーズに展開する上では、高度なITシステムの支えが不可欠であり、当社がその役割を担っています。

こちらのページでは、導入しているシステムの概要や、豊田通商グループがどのようなビジネスを目指しているかをご紹介します。

海外25ヵ国/地域、35拠点でSAPを採用。

システム導入の目的

システム導入の目的として注力しているのが「3つの基盤づくり」です。具体的には、海外現地法人視点でビジネス拡大に対応する「経営基盤」、本社視点でグローバル経営を行う「連結経営の基盤」、そしてシステム視点で各社システムのグローバル連携を目指す「グローバルIT基盤」の構築を目指しています。

3つの 基盤づくり Foundation

  • 海外現地法人視点
    経営基盤
    (ビジネス拡大対応)
  • 本社拠点
    連結経営の基盤
    (グローバル経営対応)
  • システム視点
    グローバルIT基盤
    (各社システムのグローバル連携)

グローバル標準システム概要

豊通シスコムでは、会計処理全般と受発注、在庫管理を行うシステム「WEST(World Enterprise System for Toyota-Tsusho)」を開発・保守しています。たとえば営業担当から受発注入力や各種データ連携、経理担当からの仕訳入力があった場合、それを自動で処理して本社連結システムに送ります。また、経営状況を経営陣に報告する、与信確認を本社に依頼するといった業務のほかに、銀行と各種データ連携を行うのもWESTの役割です。
このWESTは、世界シェア№1のドイツSAP社のERP(Enterprise Resource Planning)を採用しています。

会計処理全般と、受発注、在庫管理を行う

グローバルな視点を養う海外研修

グローバルなシステム開発・保守を実現するために外部研修やフロリダで開催される「SAPPHIRE」などに参加し技術力の強化を図っています。

「SAPPHIRE」の様子

日本、タイ、各現地法人とグローバルでの運営体制を実現

運営体制は、日本・タイにある保守チームと各現地法人で確立されています。 開発・導入は日本側が担い、稼働後のシステム保守運用はタイ側で実施してます。 また、豊通シスコムでは豊田通商の海外ビジネスの理解、高度なITスキル、異なる国/文化圏の方々とのコミュニケーションスキルを活用し システム運営を世界規模で展開しています。 豊通シスコムは豊田通商グループにおけるグローバルビジネス強化をITの面からサポートし、一層の発展に寄与しています。

日本、タイ、各現地法人とグローバルでのSAP運営体制を実現

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