PROJECT STORY 01
金額・人数共に
過去最大規模
国内基幹システム
『JAST』プロジェクト
国内基幹システム『JAST』は、“JApan region main System for Toyotsu”の略称であり、豊田通商と国内グループ会社向けの基幹システムです。機能改善を繰り返すうちにシステムが複雑化していった以前の基幹システムを、より多くの人が使いやすいシステムにとJASTプロジェクトが発足。2019年から稼働がスタートしました。JAST導入により、豊田通商および豊田通商グループ会社の基幹業務における様々な課題が解決しました。


「ユーザーとの密接な関係」
が
不可欠だった
JASTの開発
JASTは豊田通商と一部の豊田通商グループ会社での使用を想定したシステムとなっており、システム構築以前にユーザーとの密接な関係構築が不可欠でした。時にはエンジニアがユーザー企業の経理部門に出向し、経理担当者と膝をつき合わせて業務を体験。ユーザーの視点を深く理解することで、より使い勝手の良いシステムを提案することができました。


導入後もフィードバックを
もとにした改善を実施
日々使用される国内基幹システムの運用は、納品してからが本番です。定期会議や勉強会でシステム担当目線での課題感を共有し、さらにシステムを実際に使用しているユーザーを対象にした満足度調査も定期的に実施し、現場の声も取り入れました。そして集約した意見やフィードバックは、次の開発へのヒントとしています。


2024年には
帳票の電子化にも対応
常に進化を続けるJASTは、2024年にはこれまで紙で出力していた帳票をすべて電子化するバージョンアップを実装しました。帳票の種類が多岐に渡る商社ビジネスの基幹システムという特性や、会社ごとに異なる業務体系の違いもあり、大規模なカスタマイズを必要とする3年がかりのプロジェクトとなりました。


激動の世に合わせて、
進化し続けるJAST
現在JASTは豊田通商とそのグループ会社5社で使用されていますが、今後さらに展開を広げる可能性があります。またJASTは基幹システムのため、他のシステムとの連携ポイントが多数あり、他のシステムの改修に合わせてJASTも改修対応を行っていきます。さらにインボイス制度や電子化の流れなど、世の中の変化に合わせた変化もJASTはいち早く取り入れています。
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倉澤 天馬
アプリケーション技術本部
2019年新卒入社 -
加納 裕介
アプリケーション技術本部
2020年新卒入社