PROJECT STORY 03
グループ会社向け
業務システムの
再構築プロジェクトに
参画
豊田通商のグループ会社で使用されている業務システムの再構築プロジェクトが2021年から進行中。経営層、実務者層、開発者層の意見や要求をバランスよく調整しながらプロジェクトを進めており、完成目標は2027年です。また、当社が開発を担当した豊田通商メタル+(プラス)本部の業務を支えるシステム『MAX』の保守も担当。MAXは2010年頃から運用を続けており、日々改善を繰り返しながら進化を続けています。


大規模システムの再構築
プロジェクトに途中参画
もともと他の豊田通商グループ会社内で立ち上がった、老朽化したシステムを再構築するためのプロジェクト。複雑かつ大規模な仕組みがネックとなりシステム開発が進展しない状況が続いていました。このような状況を打破するために、豊田通商と豊通シスコムが再構築プロジェクトに参画。現在は合同プロジェクトとして開発を進めています。


プロジェクト完遂に向け
PMOの一員としての
役割を果たす
プロジェクトではPMO(Project Management Office)として、プロジェクト完遂のためのコストや進捗の確認、課題やリスク要因への対応を推進するチームの一員として業務を実施しています。多くの会社が関わる大規模システムのため、経営層や実務者層、開発者層とプロジェクトに携わる関係者が非常に多く、多様な視点からの意見を調整する必要があります。プロジェクトを推進するために、方針や計画の合意形成を行っていくのが私たちの仕事です。


豊田通商グループが
一丸となって、
プロジェクトを推進
システム再構築の完了予定は2027年。プロジェクトメンバーは現時点で100人を超え、開発費用も数十億円規模となる見込みです。コストの最小化と納期の厳守を踏まえながらの開発のため、視点や利害の違いから意見の衝突やコミュニケーション上の問題も発生しますが、PMOの一員として粘り強く合意形成に取り組んでいくことでプロジェクトを着実に進めていきます。


豊田通商メタル+(プラス)本部の
業務支援システム
『MAX』の改善も
2010年頃から豊田通商金属本部(現在のメタル+(プラス)本部)の業務支援を担っている『MAX』も、豊通シスコムが構築したシステムということもあり、当時から保守を継続しています。もちろん保守だけでなく、ユーザーからのお問い合わせや要望に対応するため細部を随時アップデート。システムのベースを大きく変えることなく、コストを抑えながら業務効率化をめざす改善を積み重ねています。2019年にはセキュリティ向上を目的としたクラウド化も実現。今後もAIによる需要予測の導入も含め、あらゆる可能性を検討したうえでのバージョンアップが検討されています。
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藤原 佑太
アプリケーション技術本部
2012年中途入社 -
田村 拓也
アプリケーション技術本部
2019年新卒入社