PROJECT STORY 02
クラウドベースの
ファイル共有アプリを、
グループ会社向けに
カスタマイズ導入
ファイル共有アプリBoxを豊田通商が手がける商社ビジネス向けにカスタマイズした『TTC-Box』を、国内外のグループ会社にも展開。2022年から本格的にプロジェクトがスタートし、2023年時点で既に約60社までTTC-Boxの導入拡大が進んでいます。


導入会社のITリテラシーに
応じた導入支援を実施
国内外の豊田通商グループ会社へTTC-Boxの導入支援を実施。支援は、検討→導入準備→構築→利用開始準備→サービス開始のステップを踏んで行っています。導入の際には、各社に在籍するIT担当者のリテラシーレベルに応じて資料や動画教材を用意。一部の海外拠点のケースでは現地ベンダーの支援を受けながら導入支援を実施しました。


導入後もフィードバックを
もとにした改善を実施
TTC-Boxの特徴のひとつに、豊田通商グループのビジネスに合わせてカスタマイズされているという強みがあります。例えば、外部ユーザーの棚卸リストを自動作成する機能や組織改編時のフォルダ構造の自動更新機能など、ユーザーからの意見をもとに実装された機能も多数。作業の効率化やセキュリティ向上につながる工夫を随所に取り入れています。


他のアプリケーションとの
連携強化で、
さらなる効率化を
今後の課題として、他のアプリケーションとの連携強化やAI機能の活用が検討されています。AI機能を活用することができればデータの要約や類似文書の自動生成などが可能となり、データの一元管理や業務効率化が期待できます。


TTC-Boxの全社導入を
めざしてチームを増員
当初1人でスタートしたTTC-Boxプロジェクトは、既に複数メンバーによるチーム体制で取り組む事業に。短期間で数十社以上のグループ会社に導入した実績が社内外で評価され、Box社主催のセミナーではBox導入の成功事例としても取り上げられました。TTC-Boxは現在導入済みの会社にアンケートを実施しており、今後はユーザーの意見をより反映した形でのシステム改善を予定しています。
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中村 音文
インフラ技術本部
2019年中途入社